(多分まだ)プロジェクトは終わらねえ

 

ネガティブなことだけ 本音だって思われちゃって ポジティブなことだって 別に嘘じゃ無いのにね アイロニー


リリスクのfantasy、この歌詞の部分を聴いてて、そういやわたし元気な時にも文章書いとかないとな〜と思って打ってる。現在すこぶる元気である。これは、ピルがデカい。かなりデカい。てかもうそれしかない。大袈裟じゃなく人生変わったかもしれない。え!?待って!?何だ私って明るい性格だったんじゃん!? ってなった。ハ!?!?死にたいのって全然私のせいじゃなかったんじゃねーの!?バーカバーカ!!!ってなってて、げんき。いま休薬期間だから若干体調怪しいしほぼイブA食ってるみたいになってるけど、それでも元気モリモリである。

私の心は薬次第なのだと思うと変な気持ちにもなる。伊藤計劃精神安定剤によって左右される己の感情や意識に対する違和感で『ハーモニー』を書いたのは、さもありなん、という感じだ。ちょっと怖い気もする。私を私としているのは一体何なのか。

知ってる? 私たちが判断をする前に、脳みそが電気信号を出しているらしい。少し前にNHKでやっていた。歩くことや食べること、何かを選択するとき、私たちは自分で選んでるように思い込んでいるけど、その前に脳みそが判断をして、大体の処理をしている、んだってよ? NHKのスタジオで、織田裕二はかなり信じてない顔をしてた。眉がグニャグニャになってた。分かるよ。意味わかんないもんな。怖すぎるもん。私たちに自由意志は本当にあるのか。どこまでが意識の範囲内なのか。


考えるとキリがないので、普通に脳みそ毎日サンキュ〜〜〜!と思って生きることにしてる。アタシの脳みそマジ頼むかんね?と思って生きてる。


生活をする、をしていると、とても安定することに気づいた。仕事帰ってからご飯を作るとか、ちゃんと掃除するとか、寝る前に皿洗うとか、きちんとゴミを出すとか、溜めないように洗濯してパリッとなるように干すとか、そういうこと。それって、しないと生きていけないからするんだけど、しないと生きていけないからするのって、めちゃくちゃ前向きな行為だ。自分を大切にするのと同じ。だから苦手だった。前は洗濯するのも嫌だった。明日が嫌でしょうがないのに、明日着るための服を洗うなんて、正気の沙汰には思えなかったのだ。

今でも面倒だからめちゃくちゃ嫌なんだけど、やれてる時は、わたし人間やってる〜〜〜!と思ってドバドバ脳からなんか出てるのを感じる。そもそも、自分を大切にする余裕がないとできない事だから、コロンブスの卵みたいな話ではあるんだけど。「意味なんかないさ 暮らしがあるだけ」て歌詞がずっと恐ろしくて仕方なかったが、今はなんか大丈夫に思えてきて、そう思えてる自分にホッとしている。洗濯機がぐるぐる回っても、前みたいな怖さはない。

ヤクのおかげ? したらもうやめらんねーなマジで。


今日の日記。

朝から窓の工事が来て、二時間くらい掛かったんだけど、することないけど出れないから、積読してた大ダークを、業者のお兄さん二人が頑張ってるのを横目に読んでた。すごい面白くて、ザハ=サンコさん………てなって、窓工事あざしたって感じだった。二重窓になったから、隣のビルのオッサンが痰を吐く音も聞こえなくなるわけだし。隣のビルマジで九龍城なんだよな。

午後は大学の友達が遊びに来てくれた。二ヶ月くらい外に出てなかったらしく、真っ白になっていた。ライスシートで作ったトッポギを持ってきてくれたので、あっためて食べた。中にチーズも入ってて、茹で卵も持ってきてくれて、全部食べた。美味しかった。それからニコニコの昔の配信者の話とか、髪色の話とか、他愛もないことを話した。その後PS4でゲームを買ってダウンロードし、それがクリアしたところで夕方になったので、気になっていた近所の中華料理屋に向かった。

「美味しいのはどれですか」と尋ねてみると、おかみさんは「オイシイいっぱいある」とニヤリと笑う。空芯菜の炒めと、豚肉ときゅうりの四川風炒めと、坦々麺と、10個入りの水餃子と8個入りの焼き餃子を迷って水餃子にしたら、「それなら半分ずつにして持ってきてあげるよ」とメニューにないのに持ってきてくれた。運んできた料理をその場でせっせとよそって食べ方まで教えてくれた。可愛い。嬉しい。しかも全部美味しくて、ニコニコ笑ってしまう。

そして友達と青島ビールを飲みながら、大事な話と、全然大事じゃない話と、カスみたいな話と、カスだけど面白い話をした。時間をかけて食べ終えると、気持ちいい夜の中を二人でまた歩いて家に戻り、さっきとは違うゲームをダウンロードして、ゲラゲラ笑いながらやって、彼女は終電前に帰って行った。

こんな日ばかりがあればいいなぁと思った。


出会った時から彼女と話すのが好きだ。激しいが、自己批判ができる人だし、ブレてないから。彼女の美学や哲学は、私とは全然違うんだけど、思想があるのがとても好きだったので、私は一生懸命話しかけていた。最近になって、知り合って最初の頃は引いていたと教えてくれた。「全部頭を使うようなことを話してこられてて、嫌だった」とのこと。心当たりがかなりある。そりゃ悪いと思った。「これは悪口なんだけど」と付け加えて彼女は言う。「いつも頭の中で小説書いてそ」

悪口だな〜〜〜〜〜〜!!!!!!

人とご飯が食べれたのも嬉しかった。一人で外食しても楽しくない。まず量が食べれないし、美味しくても共有できないし、狭い店に行って客や店員に話しかけられても嫌だし、会計方法分かんなくてウロウロしたくないし、なんかダラダラできないし、トイレ行く時毎回荷物持ってくの?ってなるし、面倒だし、つーか、みんなでご飯食べたいんだな私は。くだらないことと大事なことを、いつだって同じ重さで、両方話したいんだ。分かり合えなくても別にいいから。

分かり合えないことを知っている人と話ができたら、とても面白い。私たちはひとつになれない、そこが対話の出発点だ。価値観の過渡期は、特に。

とか思った、いい土曜の夜だった。ポジティブのこと言えてるかわかんないな。もうダイレクトに最近嬉しかったこと書いちゃお。

①びっくりするくらい綺麗な海に行ったこと。

②辞めちゃう先輩と久しぶりに一緒に帰って、改札間際で「今度ご飯に行きませんか」と誘ったら、すごく喜んでくれたこと。「来月までに三回は行こう」と言ってくれたこと。

②通りもんを買って行ったら、先輩がセブンのミルクまんじゅうを買ってきてくれて、みんなで食べ比べをして、「やっぱ通りもんうめーな」とみんなで確かめたこと。

③トイレ掃除できたこと。

ドロヘドロのグッズが受注予約締め切りギリギリで応募できたこと。

空気階段が優勝したこと。

⑥レオちゃんがふわふわなこと。

⑦明日いつまでも寝てていいこと!!!!!!


あしたプラネタリウム行こうかな。ふと思った。どうせ脳みそが私より前に判断してるんだけどさ。でも脳みそも私なのかな。

その辺、伊藤計劃はどう思う?